『検察が危ない』、そして「登録政治資金監査人制度」。
- 2010.05.08 Saturday
- 20:51
4月に出たばかりの、
元東京地検検事、郷原信郎氏による新書;
『検察が危ない』
が本屋に並んでいたので早速購入してきて半分程度読み終えた。
検察が危ない (ベスト新書)
郷原 信郎
郷原氏は、
メディアとそれに乗せられたアホな国民がヒステリックなまでに
「反小沢」
の声(悲鳴か?)を上げる中、
「おかしいんじゃないか!?」
という立場で論評されてきた。
読まない訳にいかないのである。
こんなことを書くと、
「じゃあ、小沢一郎代議士のやったことは許されるのか!?」
とこれまた非難の嵐に遭いそうだが、
郷原氏は(ついでに私も)そんなことを仰っているわけではない。
現行政治資金規正法に照らし合わせれば、
検察のやり方は少々、いや、あまりにもやり過ぎじゃないのか!?
と指摘されているのだと理解する。
郷原氏のご指摘はこの新書を読んでいただくことにして、
私の場合、
現実に、従前の政治資金規正法の枠組みの中で、
「政治資金収支報告書」
を作成してきた者として、
非常に違和感を抱いてきたのが事実である。
単なる「お小遣い帳」レヴェルの内容しか要求していない、
政治資金収支報告書を規定する現行法の下で、
あそこまで追及できるのか?
という素朴な疑問程度の違和感であるが。
(複式簿記を前提に考えると判断を誤ってしまうのご注意のほどを!)
民主党のいい加減さはよくわかっているし、別に小沢代議士のすべてを認めているわけではないが、
「ちょっと酷いんじゃないか!」
という違和感である。
むしろ、
ぽっぽ総理のママからの小遣いに対する判断の方が、
大いにアマイんじゃないかと思うのだが。
関与先にあんなことがあったら大変なことになっているぞ!
牙を剥いてかかってくること間違いなし!!
この考えに「違和感」を持たれた方は是非ともお読みいただきたい。
私の拙い文章でご理解いただこうとしても無理な話であるから。
ところで、
以前にもご紹介した、税理士等による
「登録政治資金監査人」
制度、
最終的に総務省の研修を受けて初めて「監査」を行うことができる。
この総務省研修、
鹿児島県内で最初に修了したのは不肖窪田である。
このブログではなくサイトの方であるが、
PC上では総務省の研修以前に「政治資金監査」向けに作り変えてある。
でも公開するのはヤメにした。
監査とは名ばかりの監査だからである。
「領収証」と「お小遣い帳」の該当箇所を照らし合わせて(突合と言う)、
「合ってますよ!」
「領収証が残ってないからその旨文章にしておきましょうね!」
と、
これで監査と言えるのか!?
と甚だ疑問を感じたからである。
何が悲しくてそんなことをやらなくちゃならない!?
利口な秘書なら、
例えば私みたいな者だが、(爆)
人のイイ税理士なんて簡単に騙せそうだ!!(再爆)
というわけで、
こんなんで、
後でいろいろ発覚して、
メディアの攻撃に晒され、オマケに(思考能力停止状態の)人々の罵声でも浴びせられ、
結果として、
資格剥奪!とまではいかないまでも、
関与先に離れて行かれ、お飯の食い上げにでもなってしまったら、
(田舎で他に暮らす術を持たない私にとって)
非常に困った事態に陥ってしまうことは目に見えているではないか!
てなわけで、
政治資金監査の依頼は受けないことにした。
まあ、
内情に精通した者を雇うとは思わないけどね、マトモな議員や秘書だったら。
我ながら、
かなり悲観的かつエキセントリックな見方ではあるけれども、
まあ、それが主たる理由だ。
日税連は、
機会あるごとに「登録政治資金監査人」の登録を会員税理士に勧めて来たけれども、
不測の際の国民の批判に対する手立てはちゃんと考えているんだろうか?
と、
会長選挙や税理士事務所の看板記載事項で不快な思い、
というか、
不信感を抱いたしまった私は、
ついつい余計な心配までしてしまうのである。
どうのこうの言っても、
日税連の会員ではないけど、税理士ではあるからね。
税理士に不利益をもたらす事態の到来は、
なんとしても避けたいところだ。
また、
余計なことを思い出してしまった。笑)
李下に冠を正さず
という諺がある。
これとはちょっとハズレルのだが、
日税連は税理士と公認会計士の相互参入に反対しているそうだ。
まあ、
ホンネは現在望めば可能な、
会計士の税理士登録(と弁護士の税理士登録)を認めている税理士法条項の削除であろう。
私は相互参入大賛成である。
このハナシはいずれまたということにして(本当にやります)、
家族は会計士で税理士も登録、(税理士試験にも合格していたらゴメンナサイである)
事務所の看板に「税理士事務所」の記載なし。
なんだかね〜
わかる方にはわかると思うのでこれで終了。
元東京地検検事、郷原信郎氏による新書;
『検察が危ない』
が本屋に並んでいたので早速購入してきて半分程度読み終えた。
検察が危ない (ベスト新書)
郷原 信郎
郷原氏は、
メディアとそれに乗せられたアホな国民がヒステリックなまでに
「反小沢」
の声(悲鳴か?)を上げる中、
「おかしいんじゃないか!?」
という立場で論評されてきた。
読まない訳にいかないのである。
こんなことを書くと、
「じゃあ、小沢一郎代議士のやったことは許されるのか!?」
とこれまた非難の嵐に遭いそうだが、
郷原氏は(ついでに私も)そんなことを仰っているわけではない。
現行政治資金規正法に照らし合わせれば、
検察のやり方は少々、いや、あまりにもやり過ぎじゃないのか!?
と指摘されているのだと理解する。
郷原氏のご指摘はこの新書を読んでいただくことにして、
私の場合、
現実に、従前の政治資金規正法の枠組みの中で、
「政治資金収支報告書」
を作成してきた者として、
非常に違和感を抱いてきたのが事実である。
単なる「お小遣い帳」レヴェルの内容しか要求していない、
政治資金収支報告書を規定する現行法の下で、
あそこまで追及できるのか?
という素朴な疑問程度の違和感であるが。
(複式簿記を前提に考えると判断を誤ってしまうのご注意のほどを!)
民主党のいい加減さはよくわかっているし、別に小沢代議士のすべてを認めているわけではないが、
「ちょっと酷いんじゃないか!」
という違和感である。
むしろ、
ぽっぽ総理のママからの小遣いに対する判断の方が、
大いにアマイんじゃないかと思うのだが。
関与先にあんなことがあったら大変なことになっているぞ!
牙を剥いてかかってくること間違いなし!!
この考えに「違和感」を持たれた方は是非ともお読みいただきたい。
私の拙い文章でご理解いただこうとしても無理な話であるから。
ところで、
以前にもご紹介した、税理士等による
「登録政治資金監査人」
制度、
最終的に総務省の研修を受けて初めて「監査」を行うことができる。
この総務省研修、
鹿児島県内で最初に修了したのは不肖窪田である。
このブログではなくサイトの方であるが、
PC上では総務省の研修以前に「政治資金監査」向けに作り変えてある。
でも公開するのはヤメにした。
監査とは名ばかりの監査だからである。
「領収証」と「お小遣い帳」の該当箇所を照らし合わせて(突合と言う)、
「合ってますよ!」
「領収証が残ってないからその旨文章にしておきましょうね!」
と、
これで監査と言えるのか!?
と甚だ疑問を感じたからである。
何が悲しくてそんなことをやらなくちゃならない!?
利口な秘書なら、
例えば私みたいな者だが、(爆)
人のイイ税理士なんて簡単に騙せそうだ!!(再爆)
というわけで、
こんなんで、
後でいろいろ発覚して、
メディアの攻撃に晒され、オマケに(思考能力停止状態の)人々の罵声でも浴びせられ、
結果として、
資格剥奪!とまではいかないまでも、
関与先に離れて行かれ、お飯の食い上げにでもなってしまったら、
(田舎で他に暮らす術を持たない私にとって)
非常に困った事態に陥ってしまうことは目に見えているではないか!
てなわけで、
政治資金監査の依頼は受けないことにした。
まあ、
内情に精通した者を雇うとは思わないけどね、マトモな議員や秘書だったら。
我ながら、
かなり悲観的かつエキセントリックな見方ではあるけれども、
まあ、それが主たる理由だ。
日税連は、
機会あるごとに「登録政治資金監査人」の登録を会員税理士に勧めて来たけれども、
不測の際の国民の批判に対する手立てはちゃんと考えているんだろうか?
と、
会長選挙や税理士事務所の看板記載事項で不快な思い、
というか、
不信感を抱いたしまった私は、
ついつい余計な心配までしてしまうのである。
どうのこうの言っても、
日税連の会員ではないけど、税理士ではあるからね。
税理士に不利益をもたらす事態の到来は、
なんとしても避けたいところだ。
また、
余計なことを思い出してしまった。笑)
李下に冠を正さず
という諺がある。
これとはちょっとハズレルのだが、
日税連は税理士と公認会計士の相互参入に反対しているそうだ。
まあ、
ホンネは現在望めば可能な、
会計士の税理士登録(と弁護士の税理士登録)を認めている税理士法条項の削除であろう。
私は相互参入大賛成である。
このハナシはいずれまたということにして(本当にやります)、
家族は会計士で税理士も登録、(税理士試験にも合格していたらゴメンナサイである)
事務所の看板に「税理士事務所」の記載なし。
なんだかね〜
わかる方にはわかると思うのでこれで終了。