「小沢氏と会談し決断」

  • 2010.01.15 Friday
  • 12:49
本日「日経」の、
「私の履歴書」の見出しである。

現在、初の非自民政権となった細川内閣の、
細川元総理により執筆されている。

で、
本日の内容が細川内閣誕生の経緯。

時同じくして、
本日の各新聞一面には小沢民主党幹事長の陸山会による土地購入問題が大々的に報じられている。
(何故か日経は社会面で報じている)

要は、検察の狙いは、
土地購入資金の出所であろう。

4億円といえばそう簡単にできる金額ではない。
国会議員の歳費が年間約2000万円であるから、ざっと20年分に相当する。

小遣いとして、
毎月1500万円母親からもらえるどっかの坊ちゃん議員と違って、
フツーの国会議員にとって4億円はデカイ金額である。

政治資金として集積されたのであれば、
過去の政治資金収支報告書にその内訳が記載されていなければならない。

ここに検察の狙いがあると思われる。

それにしても、
融資が実行される数時間前に購入契約がなされたとのことである。

当該記事は見つけられなかった。
本日の社説はこちら。

[地検強制捜査] 小沢氏は説明を尽くせ

なぜ、数時間待てなかったのだろう?
土地購入契約は翌日でもよかったのではないか?

まあ、同一日付だから問題ないだろう。

と判断したのだろうか?
そうだとしたらあまりに杜撰な処理、というか○○○な秘書だと思う。
そういう秘書に任せたこと自体、雇った者の判断ミスであると思われるが。

おまけに、
土地購入契約日が含まれる年度の政治資金収支報告書ではなくて、翌年の報告書に記載されていたというが、

何をかいわんや!

である。
以前、

登記が購入の翌年になされたからじゃないか?

という旨の発言がなされていたが、
ずいぶんとトボケタ発言である。

登記は単なる対抗要件であることぐらい、民法をかじった人間なら誰でも知っているような初歩の基礎知識である。

今となっては遅すぎるが、
法律知識に覚えのある秘書を雇わなかったところに、最初の躓きがあったように思えてならない。

こんなことでつぶれて欲しくない政治家なんだけどね、小沢さん。

先月、文庫化されたばかりの『小沢主義』を読んでみた。
「文庫版まえがき」に、

それに加えて僕が少々誇りに思っているのは、文庫化に当たり、本書を読み直したところ、本文に一つも修正や訂正を加える必要を感じなかったことだ。(2009年11月の記である)

と書いてある。
書いてることとやられていることに齟齬が感じられる箇所がないこともないが、
今しばらく、あとしばらくは一連の行動を拝見したいと思う。

期待を裏切らないで欲しいものだ。
民主党には期待してないけど。


小沢主義(イズム)―志を持て、日本人 (集英社文庫)
小沢主義(イズム)―志を持て、日本人 (集英社文庫)
小沢 一郎

ところで、
鳩山総理、
小遣いに対して5億7千万円程度の贈与税を納付したということであるが、
その額だと重加算税は含まれてないような気がする。

一般の納税者であれば当然に重加算税が課せられるケースのような気がするのだが、
同業者の北村恵さんの計算結果がTVで放送されたようなので、
尋ねてみようかな?

以前学会(の飲み会)でお会いしたことがあるが、
なかなかパワーのある女性である。




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「大統領の陰謀」、ディープ・スロート…

  • 2009.01.21 Wednesday
  • 20:14
一昨夜、
1976年制作の「大統領の陰謀」(All the President's Men)を観た。


大統領の陰謀 [DVD]
大統領の陰謀 [DVD]
ウィリアム・ゴールドマン


かと言って、オバマ大統領就任に引っ掛けた訳ではない。

現在、日経「私の履歴書」は「ハワード・ベーカー」氏により執筆されているが、
上院特別調査委員会副委員長として「ウォーターゲート事件」を追求していた頃の様子が記されていた。

それが契機となって、
「そういえばDVDを入手していたな」と思い出し、観るに至ったのである。

映画にも出てくるが、
ニクソン大統領が辞任し、その後、
「ディープ・スロート」は一体誰だったのか?
ということが話題になった。

「ディープ・スロート」という単語を見て、「ポルノ映画」が脳裏に浮かんだ方がいるかもしれないが、
(17歳の私には口にするのも憚れる単語であった)
そこから名づけられたのは事実のようである。


ディープ・スロート (ウォーターゲート事件)

「ディープ・スロート」の正体
2005年5月31日に、当時の連邦捜査局(FBI)副長官だったマーク・フェルト(William Mark Felt)が自分がディープ・スロートであったことを公表した。また、当時事件を取材したワシントン・ポストのボブ・ウッドワードも、マーク・フェルトがディープ・スロートであったことを認めた。フェルトは2008年12月18日にカリフォルニア州サンタ・ローサ市内の自宅で95歳で死去している。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

「大統領の陰謀」、
139分という長モノだが、76年度アカデミー賞4部門を受賞しただけあって最後まで飽きさせない。

興味をもたれた方は是非ともご鑑賞を!




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オバマ大統領の手腕、楽しみである。

「私の履歴書」を読む。

  • 2008.04.22 Tuesday
  • 16:11
昨日からようやく読めるような内容になった。

「別にあなたの恋愛バナシを聞く気はないよ。」

というようなコンテンツが延々と続いたからである。
ここまで個人的な話を引っ張ったのは珍しいのではないのか?

で、昨日からだったと思うが政治の話になった。
別に政治の話だけを聞きたいわけではないが、参議院議長まで務め上げたんだから、ま、それが普通だろう、と考えた次第である。

政界から引退されたばかりなので、生々しくってあまり書けないということもあるかもしれないが。

あと9回なので、まあ期待したい。

日経文化面では、
北方謙三の「望郷の道」が続いている。
今日で253回目だったが、こちらは読みでがある。

同氏の実在する御祖父の話らしいが、なかなか面白い。
小説とはいえ、夫婦共にこのような人物は現在の九州では見かけられないのではないだろうか。

サラリーマン界では一世を風靡した(と言われていたが)、
「愛の流刑地」みたいに最後がつまらなくなることがないよう期待したいものである。



因みに「愛の流刑地」はDVDで観た。
検事役の「長谷川京子」がイマイチだった、私には。

「美しい夜、残酷な朝」のヒロインとは別人のように見えた...のだが。
どれが本当の顔なんだろう?

「淡い初恋、握手の別れ」、だったそうである。

  • 2008.04.03 Thursday
  • 10:24
日経「私の履歴書」である。
一昨日から前参議院議長の扇千景氏による履歴書が始まった。

今朝の記事には、高校時代の思い出が語られているが、男女共学のモデル校となった県立神戸高校に学ばれたそうである。
野球部のエースであった先輩に出した、「お兄様へ」で始まるラブレターが教師に拾われ、職員室に行ったら張り出されていた、
まあ、よくできた話である。

淡い初恋、握手の別れ」か、時代だね。

それはともかく、私が注目したのは、「テニスに夢中」と題された写真である。
失礼ながら、現在の姿からはとてもじゃないけど想像だにできないスリムな肢体である。
男子高校生に騒がれたことは想像するに余りあるものがある。

ところでこの写真、サーブを打つ姿を捉えたものであるが、よく見ると動きが完全に止まっているようだ。
右手に持つラケットが完全に停止して写っている様な気がする。
最初は、単なるポーズだけかと思ったが、踵が浮き、身体が伸びきっている。

どうやら、本当に打つ瞬間を撮ったものであるようだ。
おそらく、写真部の、若き日の木村寛子嬢に熱を上げた男子高校生あたりが写したのではないかと思える。
そういう時って思いがけない力を発揮するもんだから。

腕に覚えあり

である(理解していただけないかもしれないフレーズであるが)。

さて、扇千景元参議院議長、私の関与していた代議士とは同じムラ(派閥)にいらっしゃった。
だが、一度もお会いしたことはない。
今では袂とを分かつに至った(私ではない、元代議士がである)小沢一郎民主党党首ともすれ違っただけである。

私の政治への関与は意外に古く、今から30年ほど前が最初である。

と言っても連続してやってきたのではなく、用があるときだけ、先方から依頼を受けたときだけである。
だから通算6年程度にしかならない。
しかも、内1年余りは本人が議席を失ってからの、税理士登録する直前の時期である。

ただ、節目節目には顔を出していたので、最初の秘書にして最後のパートナー(秘書)としてデカイ顔ができた、のかもしれない。

そんなわけで、公設秘書なんてものはやったことがない。すなわち、表には出たことがない。
だから、同じムラの他の代議士等と会話を交わしたことはまず無かったのである。

例えば、政治資金パーティ、派閥の国会議員が駆けつけてくれるのだが、
私の仕事は、簡単に言うとキャッシュの管理、
たとえ小沢一郎党首(当時)がすぐ傍を通ろうと関係なかったのである。
一度ぐらいは話をしてみたかったのだが。

それにしても、若かりし頃の前参議院議長、
宝塚に誘われたぐらいだからナカナカのものだったことは間違いないだろう。
その頃の姿を拝見したかったものである。

かつて、
山下公園で声をかけて以来、その女の子が女優になるまで撮り続けた元カメラマン志望の者として、
今日の写真には惹かれるものを覚えた次第である。



婦人科カメラマンではなくて、戦場カメラマンを目指していたんだけど。

(女性専門のカメラマンのことは婦人科と呼ばれていた。今はどうだか知らないが。)

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