「監査法人」、そして「幸せの1ページ」

  • 2008.11.05 Wednesday
  • 09:35
微熱もどうやら治まった。

風邪ですることも無かったので、以前、他のブログで紹介されていたDVD「監査法人」を一気に2日間で観た。


監査法人 DVD-BOX
監査法人 DVD-BOX
塚本高史,松下奈緒,豊原功補,阿部サダヲ,清水章吾,勝村政信,利重剛,津川雅彦,竜雷太,橋爪功


感想としては大したことは無かった。
あれじゃ会計士の皆さんに失礼だろう!
というレベルだった。

それに会計をよくわかった人物が「ホン」を書いたものではなかったようで、
例えば、「循環取引」の箇所なんて、あれではフツーの視聴者には意味が分からなかっただろう、と思えた。
もう少し丁寧に描写しないとね。

以前ここでご紹介した『監査難民』を読まれた方にはさぞやつまらないストーリーだったのではないかと思う。
まさに、
「事実は小説(映像)より奇なり」
である。


監査難民 (講談社BIZ)
監査難民 (講談社BIZ)
種村 大基


ただ、地味な会計士の世界がTV化されるなんて考えてもみなかった、ことは事実である。
ビッグフォーのひとつ、某監査法人が解体した(解体せざるを得なかった、はたまた解体に追い込まれた)事実、それがTV化の要因だとしたら(そうだと確信するが)、なんと皮肉なことであろうか。

会計士業界に進んだ友人達の顔を思い出しながら、
「彼らは今何をしているんだろうか?」
と考えた次第である。

中には嫌気がさしてコンサル業界や税理士界へ転向した者もきっといるのではないだろうか。

それにしても、学部の卒論で「会計監査人の対第三者責任」を書いたときには、我が国には「日本コッパース事件判決」ぐらいしか事例が無くて非常にやりにくかった。

それが今では「よりどりみどり」である。
これも「厳格監査」の成せる業か。

「厳格監査」、私はこれも「内在的圧力」ではなくて「外在的圧力」にもたらされたもの、と踏んでいるのだがどうだろう?


ハナシは全然変わるが、
昨夕、関与先訪問の帰りに「リナシアター」でジョデイ・フォスター主演の「幸せの1ページ」を観てきた。



(リナシアターサイトから勝手に拝借した画像です。不都合な場合はご連絡下さい)

まあ、どちらかというと家族向け、子供向けの映画かと思うがそれなりに楽しめた。
なんといっても、
「貸切」だったので。

観客が「たった一人」というのはこれで2回目である。
どうにも座り心地がよくない。

鹿屋市民、鹿屋周辺にお住まいの皆さん、行きましょうよ、たまには。





廃館になっては困ってしまうし、住民の恥だと思う。
まあ、「リナシティ」を造った人間自体が一度も行ってないのだろうと思う、多分。

結局、「ハコモノ」だけ造って後は知らんぷり、ということだろう。

鹿屋市役所には1000名余りの正規職員と400数10名の非常勤職員とが在職している。
全職員に、
2週間に1度は必ずリナシティに足を伸ばしてリナシアターで映画を鑑賞すること、を義務付けた場合、
1日に100名となる。

定員70名のミニシアターには入り切らない!
おまけに私もゆっくり鑑賞してられない。

しかし、である、
義務付けは無理でも「勧奨」(干渉ではない)ぐらいやってもいいのではないのか、市当局は。
建設に市民の血税を使ったことは間違いないし、現在でも維持費として年間1億数千万円の血税を投入しているのだから。

市当局の、市職員数(当面の)適正規模;700名、に対してこの間の議会でイチャモンをつけたお馬鹿な市議がいたようであるが、
700名、まだまだ甘い数値だと解する。
当面、450名ぐらいで十分であろうし、それで無ければ市財政の破綻は時間の問題であろう。

地方自治法には「外部監査人制度」が規定されている。

地方自治体の外部監査制度

弁護士、公認会計士、税理士等が任務に就くことを予定しており、
税理士会でも「やれ、どこの自治体の外部監査人に税理士が任じられた」という記事が掲載されるが、
その効果はとなると甚だ疑問である。

鹿屋市にも(法的にという意味で)当然に設置されている。
しかしながら市財政を考慮した場合、果たして役に立っているのか何とも言えなくなる。
職務範囲が法的に限定されているんだから仕方が無いといえばそれまでだが。

かつて「政務次官制度」が存在していた時代、「政務次官制度は官庁の盲腸みたいなものだ」と揶揄されていた。
「外部監査人制度は自治体の盲腸みたいなもの」でないことを祈りたいものだ。


大監査法人もあっという間に解体への道を辿った。
自治体の解体というか破産、ここらではどこか一番乗りをするのだろう?
意外と近いような気がしてならないのであるが。

そのページが「幸せの1ページ」なのか「不幸の1ページ」なのか、
なんてのは、意外と、
読む前に分かってしまうものである。
 
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