「忘れえぬ女」 は高慢ちきか?
- 2009.03.25 Wednesday
- 11:02
上の画像を見る限り、
「いや〜な、性悪女!」
に思えるかもしれない。
しかしながら、事情は異なっている。
「彼女」の目にはうっすらと涙が浮かんでいるのだ。
ロシア美術資料館収蔵庫
クラムスコイ Иван Николаевич Крамской (1837-1887)
または、
消えがてのうた
「忘れえぬ女(ひと)」若しくは「見知らぬ女」
の拡大画像をご覧あれ!
こちら(下)のサイトからは壁紙用の画像をダウンロードできる。
パソコンの起動と同時に「忘れえぬ女」を観れるなんて、誠に以って有難いことだ。
ただし、涙までは確認できない。
「BLOG通信」
ART クラムスコイ「忘れえぬ人」
ところで、
いろいろな方が「忘れえぬ女」に対する「想い」を書かれている。
ファンの一人として、読むだけでも楽しい。
よろしければどうぞ!
With a kiss, Passing the key
『忘れえぬ女(見知らぬ女性)』 by イワン・ニコラエビッチ・クラムスコイ
ひつじの歩み 絵画の庭〜忘れえぬ女〜
賢者の石ころ
徒然に忘れえぬ「クラムスコイ」
double edge
忘れえぬ女(ひと)/クラムスコイ
夢雫
会いたい「忘れえぬ女(ひと)」
“色といろいろ日記”
忘れえぬ名画…青春の日の一枚
件の女性が、
クラムスコイにとって、
路上で見かけた、単なる「通りすがりの女性」だったのか、
それとも「知り合いの女性」だったのか、
「貴族」だったのか「商人の娘」だったのか、
はたまた、
「高級娼婦」だったのか、
今となっては知る術もないが、
この憂いを帯びた表情を忘れることはないだろう。
拙ブログの拙文をご紹介頂きまして、その上、コメントまで頂きありがとうございました。
わたしの場合は、某美術書を開いて、おぉ、なんて綺麗なヒトだろうというのが、"彼女"との出逢いでした。
ですが、税理士窪田さんのこの記事を読むまでは、
>目にはうっすらと涙が浮かんでいる
とは全然、気づきませんでした。
その事実に早く気づいたのならば、もう少し、別の解釈があったかもしれません。
ありがとうございました。